出産は突然に
本当に突然だったのですが、予定日の20日前に生まれてきました。
早産の境目である日を計算したかのように、その翌日に生まれてきたのですが、体重2970gと平均的な大きさでした。
そもそも、地元で嫁さんが受けた検診にて、早く生まれる可能性を示唆されてはいたのですが、こんなに早くに生まれるとは。。。
出産を立ち会う予定でいた私は、そりゃないぜ、という気分でしたが、遠く離れた地で、それも深夜0時に陣痛の連絡を受けると、余計に出産のイメージが頭でふくらみ、気が気でなりません。文字通り、無事であることを祈るばかりでした。
結局、陣痛から4時間で出産、初めてにしては安産だったようです。
とりあえず、実家に戻って赤ちゃんに会いに行こうと、仕事を午前中に終わらせ、そこから帰省の準備を大慌てで行い、夕方の飛行機に飛び乗りました。
18時30分に現地に到着し、そこから車で1時間くらいで病院に着くのですが、なんと、面会時間が20時までという微妙な問題が判明。それも、夏休みのせいか、ネズミ捕りのパトカーがうようよいてスピードも出せず、急がば回れ精神でのんびり戻りました。
結局、19時40分に到着し、短い間ではありましたが、赤ちゃんに面会することができました。
私の中で、生まれたその日のうちに赤ちゃんに会いたい、というのがどうしても譲れず、周りに無理を言ってやっときました。自分のわがままで申し訳ないなぁと思いつつも、なんか自分がかき立てられるようでした。
でも、やっぱり赤ちゃんを見た瞬間、来た甲斐があったなぁと思いました。今までの苦労がすべて吹き飛ぶような、そんな気分が。
これから出産を迎えられる方々、途中でくじけそうな日が多々やってくると思いますが、この瞬間の喜びを楽しみに、くじけずにがんばってほしいと思った次第です。