初たまストラップ | たまご的活動記録

初たまストラップ

嫁さんは現在、通勤に片道2時間弱をかけて仕事に通っています。それには色々と理由があって、社宅に関する問題、勤務地選択の柔軟性、出産一時金や産後のプランなど、話し合った結果、そのようになりました。

#私自身は辞職を薦めたのですが、最終的には本人の考えで続けてるのです。

そこで一番心配なのが、交通ラッシュの問題。特に、埼京線+山手線が入るので、どうしても混雑時間とぶつかる時が不安です。

始発がある駅で乗り換えし、優先席を座っているらしいのですが、いつも座れる訳でもなく、立ちっぱなしの状態もあるそうです。普段はなんともないことも、妊婦にとっては大きな負担、というのがだんだんと分かってきました。

#夜は車で途中の駅まで迎えにいってやれるのですが、朝はなんともしがたいという現実もあります。

そこで嫁さんはかばんに「初たまストラップ」をつけています。これを見れば、妊婦である、ということが直ぐに分かり、優先席の前に立っていれば席を譲ってもらえると人もいるだろう、と期待を込めて。

しかし現実はそう甘くなく、半年で2・3回ほどしか譲ってもらったことはないそうです。特につわりがひどかった3ヶ月目くらいは立っているのもやっとなのに、優先席に座っているのが若い人ばかりだったそうで、「なんで気づいてくれないのか、くやしい」とまで、涙混じりに言ってました。

正直、自分もこういった気持ちは嫁さんを通じて初めて知りました。一度出産を経験された方であれば、理解できると思うのですが、若い人やまだ出産を経験されていない方はなかなか分からない現実なんだろうなぁと思います。

今後は座席を譲ってあげることで、他の人の気づきになればと思った次第です。